【車椅子基礎知識】購入前に確認!電動式車椅子の種類や交通ルールを解説

どーもー!マックスです!電動式車椅子をこれから使用される方や、使用を検討している方で

ちゃんと運転できるかな?交通のルールはどうなってるの?免許はいらないの?

車の免許証を返納したので電動式車椅子を使いたいのだけど、種類が多くてどれがいいの?

というようなお悩みを抱えていませんか?車椅子の中でも「電動式」となると心配なことや不安なことがたくさん増えますよね。

本記事では電動式車椅子の基礎知識を分かりやすく解説しますので、これから使用される方や、今後使用を検討されている方の不安や疑問を少しでも取り除ければと思います!

電動式車椅子を利用された方は

電動式車椅子を使うと行動範囲が広がったので、外出頻度が増えました。

電動式車椅子のおかげで行きたかったところへ、ようやく行けました!

という声をよく耳にします。電動式車椅子は正しく使用すれば人生が変わるといっても過言ではないと思います。

ぜひ本記事を活用して今ある不安や疑問を取り除き、電動式車椅子の活用を検討してみてください。

電動式車椅子とは

電動モーターを原動力として操作する車椅子を総称して「電動式車椅子」と言います。スティックや手元のアクセルレバーで動かすことができます。

介助者の助けがなくても、腕の力がなくても、自分の意志で自由に移動できます。

電動式車椅子は大きく分けて2種類あります。

ここではこの2種類について解説します。

電動車椅子とシニアカーの違い

シニアカーと電動車椅子は見た目から違うことが分かりますが、それぞれメリット・デメリットも異なります。

シニアカーはハンドル型電動車椅子と呼ばれることもありますが、本ブログではシニアカーで統一させています。

違い①操作方法

電動車椅子とシニアカーの大きな違いの一つは操作方法が異なることです。

  • シニアカー:前方にハンドルがついていて、ハンドルを使って操作する
  • 電動車椅子:肘掛けにスティックがついていて、スティックを使って操作する

シニアカーは原付バイクのような形で、操作はハンドルを用います。ハンドルにアクセルレバーが付いており、レバーを握ると加速し離すと停止します。前進と後進はハンドルに付いているスイッチで切り替えし、左右の方向転換はハンドルで操作します。

原付きバイクの感覚で操作できるので、比較的操作が簡単です。

電動車椅子はジョイスティックと呼ばれるスティックを用いて操作します。スティックを前に倒すと前進し、後ろに倒すと後進します。左右どちらか真横に倒し続けると倒した方向に旋回し、斜め方向に倒すとその方向に向きを変えます。(向きを変えて前後進する場合は、方向を変えてから前後にスティックを倒します。)

スティックの操作方法は、慣れるまで若干難しく感じられる方もいらっしゃいます。

ジョイスティックは左右どちらにも取付可能です。片手運転であることから片麻痺の方も安心して操作することができます。

違い②大きさ

電動車椅子はほぼ手動式の車椅子に近い大きさです。対してシニアカーは体の前にハンドルがある分、電動車椅子よりも大きくなります。保管場所も購入前に考える必要があります。

目安の大きさ

電動車椅子:およそ幅600×長さ1,000mm
シニアカー:およそ幅650×長さ1,200mm

※上記はあくまで目安のため、商品によって大きさは異なります。商品の実際のサイズを必ずご確認ください。

電動車椅子はコンパクトで小回りが効くことから室内でも使用可能ですが、シニアカーは室外のみの使用になります。

しかしシニアカーの車体が大きいことはデメリットのみではなく、外での走行は電動車椅子よりも安定感があります。また、下り坂を走行する際は体の前にハンドルがあるため、前からの転落防止になり安心して走行できます。

違い③走行距離

1回の充電で走行できる連続走行距離はシニアカーの方が長いことが多いです。

連続走行距離の目安

電動車椅子:20km未満
シニアカー:20〜40km程度

上記はあくまで目安のため、商品の連続走行距離を必ずご確認ください。

日頃から遠出する際はシニアカーの方が安心です。しかし電動車椅子はバッテリーが比較的コンパクトなことから予備のバッテリーを常備したり、折りたたみもしくは分解して車で運ぶこともできます。

また、連続走行距離が長いことを特徴とした電動車椅子もあります。

シニアカーと同じ?セニアカーとは

シニアカーと似たような名前の「セニアカー」は、自動車会社のスズキが商標登録し、製造・販売しているシニアカーのことを言います。

混合されることが多いですが、ハンドル型電動車椅子の総称をシニアカーと言い、セニアカーはあくまでスズキの商品名です。

電動車椅子とシニアカーどちらがいい?

どちらもメリット・デメリットがあるので、だれが使用するか、どんな場所で使用するか、どのように使用するかで電動車椅子とシニアカーを選定します。

歩行が困難な方は電動車椅子を

電動車椅子がおすすめの方
  • 屋内でも電動式車椅子で移動したい方
  • 片麻痺の方
  • 車で持ち運びもする方

電動車椅子は室内でも使用することができるため、目的地への移動だけでなくその目的地の施設内でも走行できることが多いです。(入場の可否については予め各施設にご確認ください。)

歩行が困難で常に電動式車椅子を必要とする方は電動車椅子が適しています。

電動車椅子がおすすめでない方
  • 外での使用がメインの方
  • 走行する道に坂道が多い方
  • 凸凹道が多い場合

外で使用する場合は小回りよりも、電動のパワーや連続走行距離、安定感が重要になります。道が平であれば気になりませんが、坂や段差が多い外での使用は不安になることがあります。

これまでの電動車椅子のメリット・デメリットをまとめます。

外での移動のみ使用の方はシニアカーを

シニアカーがおすすめの方
  • 外での使用のみの方
  • 長距離運転を想定されている方
  • 電動の操作に自信がない方

シニアカーは主に外の移動手段として活用し、屋内では杖などで移動する方に適しています。

また、個人差もありますが、一般的に電動車椅子のスティック操作よりもシニアカーの方が運転操作が簡単です。

シニアカーがおすすめでない方
  • 室内の移動にも使用したい方
  • 片麻痺の方
  • 車で持ち運びを想定されている方

これまでのシニアカーのメリット・デメリットをまとめます。

使用前に確認すべきこと

電動式車椅子を安価で使用する方法や、使用にあたっての交通ルールなどは、電動車椅子とシニアカーで共通になります。

レンタルも可能

電動式車椅子は購入して使用する以外にもレンタルすることが可能です。

介護保険を使用する場合、要介護2以上の認定を受けている方は、レンタル金額の1〜3割の負担でレンタルすることが可能です。

※要介護1以下の方でも、例外的に保険適用が認められる可能性がありますので、詳しくは担当のケアマネジャーへご相談ください。

介護保険の認定を受けていない非該当の方は、保険を使用せずレンタルすることもできますが、レンタル金額は全額自己負担になります。

レンタルの場合は修理やメンテナンスの費用がレンタル金額に含まれていることがほとんどです。必要なくなった場合は返却したり、状態や環境の変化によってレンタル商品の交換が可能なため、レンタルの方が利便性が良いと言えます。

購入の場合、介護保険の適用はありませんが、障害を持っている方が受けられる「補装具費支給制度」を活用することができます。

お住まいの市町村の窓口で申請を行い、支給の有無が判定されます。まずは相談からされても良いかと思います。

その他レンタルと購入で比較すべき項目

どのくらいの期間使用する?
・短期間:レンタルの方が低コスト
・長期間:購入費用の方が安くなることもある


選べる車椅子の機種は?
・レンタル:レンタル業者の取り扱い機種のみ
・購 入:金額はピンきりだが多い

交通ルール

道路交通法によって次のように規定されている電動式車椅子は歩行者として扱われます。

ほとんどの電動式車椅子はこの規定通りに作られています。

規定通りに作られた電動式車椅子は歩行者として扱われるため、交通ルールは歩行者と同じです。

歩行者の交通ルール

・歩行者用信号に従う
・歩道のある道路では歩道を通行
・車道と歩道の区別がない道路では右側通行
・信号機のない場所での横断はせず横断歩道のある場所まで移動
(横断歩道のない場所では見通しの良い所を探す)
・右左折時、横断する際は一時停止し前後左右の安全を確認する

電動車椅子の通行が難しい、幅の狭い歩道や段差の大きな歩道では無理に歩道を通行せず道路の右側通行を行ってください。右側通行が難しい道路では、状況に応じて左側通行へ切り替えます。

免許は不要

電動式車椅子を運転するのに、運転免許は不要です。特別な役所などへの届けもありません。

ここ最近では自動車の運転免許証を返納された方が、シニアカーに切り替えられることも多くなりました。

利便性は悪くなりますが自動車よりも事故のリスクが低いことが大きな理由だと思います。また、自動車よりも維持費が安いこともメリットの一つです。

まとめ

今回は電動式車椅子の基礎知識を解説しました。電動式車椅子は福祉用具の中でも使用満足度が高い商品です。

「歩いていくのは難しい」「公共交通機関が近くにない」を電動式車椅子は解決してくれます!

しかし電動式車椅子は事故のリスクも高い福祉用具です。購入前にどんな場所で使用するか、どのように使用されるかを考え、その方に合った電動式車椅子の選定を行います。

そして交通ルールを守り、安全に運転することで事故のリスクを軽減することができます。

ぜひ電動式車椅子を正しく活用し、活気ある生活をお過ごしください。

このブログを参考に少しでもだれかの生活に笑顔が増えると嬉しいです。読んでくれてありがとうございました。


マックス

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