車椅子基礎知識〜車椅子の使い方・注意点〜

どーもー!マックスです!今回は車椅子の基礎知識として、車椅子の使い方と注意点について解説します。本記事では下記のようなお悩みを解決します。

これから車椅子を使うんだけど、どうやって使うの?

初めて車椅子を使うので事故とか起こさないか心配。

車椅子の説明をするときにどういう風に使い方や注意点を説明したらいいんだろう。

車椅子基礎知識はいくつかの記事に分けて解説していますので、よろしければ他の記事もご覧ください。「車椅子基礎知識〜車椅子の種類〜」「車椅子基礎知識〜車椅子の機能〜」

これから車椅子の各部名称が出てきますが、予め図にて各部名称を示します。本グログでは下記で統一しています。

車椅子メーカーや文献によって多少名称が異なります。他のサイトを確認される場合は、そこでの名称にご注意ください。

車椅子の使い方・注意点

まずは車椅子を使用する前に簡単な事前チャックが必要です。最低限下記はご確認頂いてからご使用ください。使い方の解説時に赤文字で注意点を記載していますので、ご確認ください。

事前チェック

・後ろタイヤの空気は入っていますか?

→空気が抜けているとパーキングブレーキがかからなかったり、うまく操作できない可能性があります。

・介助ブレーキ、パーキングブレーキはしっかりかかりますか?

・車椅子各種機能は正常に作動しますか?

折りたたむ・広げる

車椅子のほとんどは折りたたみすることができます。

折りたたみ方は車椅子座面の前方と後方の中央を両手でつまみ、上に持ち上げます。

これでOKです。

更に手押しハンドル(介助者が車椅子を操作する時のハンドル)も車椅子後方にあるレバーを解除することで、折りたたむことができます。


広げる場合は、手押しハンドルを起こしてレバーがロックされていることを確認します。

※注意1 手押しハンドルを起こすと自動でレバーがロックされるものと手動でロックしなければいけない車椅子もあります


座面の広げ方は、左右の肘掛けを両手で持って横に広げます。多少広げたところで座面の左右にあるパイプを手で押します。

※注意2 このとき指がパイプに挟まれないよう指は座面内側になるようにしてパイプを押すようにしてください。

乗り降り


車椅子に乗り降りする際はパーキングブレーキをかけて、フットプレート(足を乗せるところ)を上げてから乗り降りしてください。

※注意3 パーキングブレーキをかけ忘れると乗り降りする際に、車椅子が動いて転倒の危険があります。左右それぞれかけてください。

※注意4 フットプレートの上に立つと車椅子が反転したり、フットプレートが破損する可能性がありますので床に足を着いて立ち座りしてください。


パーキングブレーキが短くてかけ辛い、固いという方はパーキングブレーキに、ラップの芯を差して長くすることでかけやすくなります。

また、ラップの芯では見た目が…という方は延長棒が販売されていますので、そちらも合わせて検討してみてください。



各車いすメーカーもパーキングブレーキの延長棒を販売していますが、長さがそこまで長くなかったり、適合できない車いすもあります。

延de棒はパーキングブレーキ先端の握りゴムの径が25mm未満であれば取り付け可能で、取り外しできるゴムであれば先端ゴムを取り外して取り付けできます。

長さも3段階調整できるのはメーカー販売の延長棒よりも利点があると思います。

操作

介助者が操作する場合、手押しハンドルを押して操作します。介助ブレーキは自転車と同じ原理で、軽く握ると減速、強く握ると停止します。

※注意5 下り坂はブレーキをかけながら走行してください。

ご自身で操作される場合はハンドリムを握って漕ぐか、足で床を蹴って走行する足漕ぎで操作します。足漕ぎは長時間・長距離はかなり疲れるので、家の中で短距離移動するときがおすすめです。

※注意6 ハンドリムを漕ぐ際は室内の場合、漕いでいる手の甲が扉の淵や壁などに擦らないようご注意ください。

※注意7 足漕ぎされる場合は前輪キャスターに足が巻き込まれないようにご注意ください。

ハンドリムを操作される場合、左右両方のハンドリムを前に漕ぐと前進します。逆に両方のハンドリムを後ろに漕ぐと後退します。回転する場合は、片側は前に反対側は後ろに漕ぐことで回転します。回転方向は回転したい側のハンドリムを後ろに漕ぎます。例えば右に回転したいときは右ハンドリムを後ろに漕いで、左ハンドリムを前に漕ぎます。左回転はその反対の操作になります。

※注意8 後退や回転する際は必ず周りを確認し、衝突などの事故がないようご注意ください。

その他操作

※注意9 下り坂は後ろ向きに下る。上り坂は前から上る。(段差も同様)

下り坂を前向きで下ると車椅子に乗っている方が、前から転倒する危険があるので後ろ向きに下ってください。

段差も同様で段差を昇るときは前から、降るときは後ろからです。



※注意10 グレーチングや溝に前輪が挟まらないように注意

主に外で使用される場合に道にあるグレーチングや溝に、車椅子の前輪キャスターが挟み込まれないよう、垂直方向もしくは斜めに走行してください。


※注意11 段差は勢いよく乗り越えない

段差を越える際に勢いをつけて昇ろうとすると、前輪キャスターが段差を登れず転倒する危険があります。

段差は必ず一旦停止し、介助者がティッピングレバーに足をかけて、手押しハンドルを下に押す。そうすると前輪キャスターが浮きますので、そのまま前輪キャスターを段差の上に乗せて車椅子を前進させてください。後ろタイヤは前輪キャスターに比べタイヤが大きいので、前輪キャスターさえ段差の上に乗せれば、乗り越えられます。

まとめ


本記事では車椅子の使い方と注意点をご紹介しましたが、車椅子をご使用される中での事故は多いです。

「車椅子 ヒヤリハット」で検索しても何百件の事故事例が出てきます。

車椅子は便利な福祉用具でありますがその分事故も多いものだと認識し、正しい知識を事前に付けること、事故を想定しながら使用することが大事なのかなと思います。

使い慣れた頃がよく事故が起きます。使い慣れた時こそ一度ヒヤリハット事例を確認されることで事故防止に繋がるかと思います。便利な車椅子を安全にご使用して頂ければと思います。

このブログを参考に少しでもだれかの生活が快適になる参考になれれば嬉しいです。読んでくれてありがとうございました。




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