歩行器基礎知識〜歩行器の種類〜

どーもー!マックスです!今日は歩行器の基礎知識として歩行器の種類について解説します。本記事では下記のようなお悩みや疑問を解決します!

歩行器や歩行車ってあるけど、どう違うの?

最近歩行が不安なので、介護保険を使って歩行器をレンタルしたいが、どんなものがレンタルできるのだろう?

歩行器というカテゴリー

介護保険を利用してレンタルできる福祉用具の一つとして歩行器というカテゴリーがあり、この歩行器は歩行を補助する福祉用具です。

歩行を補助する福祉用具は他にも杖がありますが、杖は1本の細い足で体を支えるのに対し、歩行器は体を囲うような作りになっています。数本の足でバランス良く体を支え、杖よりも安定感があります。また、杖とは異なり荷物入れや腰掛けが付いているものもあり、このタイプはお買い物等でも便利に使用できます。

歩行器は他にも、腰や膝にかかる負担を軽減する効果もあり、足腰に痛みのある方、筋力やバランス感覚が低下している方、障害などで歩行が不安定な方に適しています。

歩行器には様々な種類がありますが、介護保険ではこの種類すべてを総称して歩行器と呼ばれています。(本ブログでは違いを分けるため、総称を「歩行器カテゴリー」とします)ここが少し混乱するところでもありますので、図にてまとめます。

歩行器というカテゴリーの中にある種類は他のサイトで3種類と説明される場合や4種類と説明される場合があります。本ブログ以外にも調べられた方は混乱されるかもしれませんが、本ブログでは歩行器と歩行車の2つに分けて、それぞれ細かい解説をします。

歩行器

歩行器の中にも3種類に分けて解説します。ややこしいかもしれませんが、この項目での歩行器は、歩行器カテゴリーの中の歩行器です。分かりづらいですね(笑)図にまとめながら解説します。

固定式歩行器(ピックアップ歩行器)

固定式歩行器はピックアップ歩行器とも呼ばれています。使い方としては先に歩行器を持ち上げて前方に下ろし、歩行器で体を支えながら左右の足を前進させます。この繰り返しでゆっくり歩行します。

スチールやアルミでできた四脚のフレームで体を支えるため、歩行器カテゴリーの中で最も安定性が高く、下肢への負担を軽減させることができます。歩行器自体を持ち上げる必要があるため、上半身に痛みがある方や持ち上げる力が無い方には不向きですが、歩行器を持ち上げることができ、下肢の筋力低下・痛みがある方、杖があってもバランスを崩しやすい方におすすめです。

主に室内での使用が多く、病院等のリハビリ目的で用いられることも多いです。また、椅子や便器からの立ち上がり補助にも使用することができます。

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交互式歩行器

交互式歩行器は左右のフレームを交互に動かして前進するタイプの歩行器です。使い方としては左足を出すときに右のフレームも前に動かし、右足を出すときに左のフレームを前に動かしながら歩行します。イメージとしては両手に持っている登山用の杖が1つにまとまった形です。

歩行器の左右どちらかの2脚が常に地面に接しているため安定性が高く、体を支えてくれます。足とフレームを左右交互に動かす必要があるので、バランス感覚が低い方や体の動きがスムーズでない方には少し不向きですが、片足に痛みがある方や、歩行器を持ち上げる力が無い方におすすめです。

固定式歩行器と同様、主に室内での使用が多く、病院等のリハビリ目的で用いられることも多いです。また、椅子や便器からの立ち上がり補助にも使用することができます。

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キャスター付き歩行器

歩行器の脚にキャスターが付いているタイプの歩行器です。前2輪タイプと4輪タイプがあり、キャスターでの移動のため歩行器を持ち上げる必要がなく、スムーズに歩行できます。使い方としては前2輪タイプは後ろの脚を持ち上げ、前輪を転がすことで前進します。4輪タイプはそのまま4輪を転がすことで前進します。ブレーキは手元にはなく、後ろ脚を地面に向かって力を加えることでストッパーが地面に設置し、ブレーキすることができます。

ブレーキと前進のコントロールが難しく感じられることもありますが、歩行器を持ち上げる力が無い方、固定式歩行器ほど体を支えずに自分の足を前に出せる方におすすめです。

キャスターが小さいため、僅かな凸凹にも引っかかることが多く上記歩行器と同様、主に室内での使用が多く、病院等のリハビリ目的で用いられることも多いです。キャスター付きのため立ち上がり補助に用いられる場合は歩行器が動かないよう注意する必要があります。



外で使用したい場合や、キャスターが小さくて畳の上での走行時にキャスターがうまく転がらないケースもあります。その場合はキャスター径の大きいタイプを選定します。走行時の安定感は大きく変わります。

また、ブレーキと発進の操作が難しい方は手元ブレーキ付きのタイプもあります。咄嗟のブレーキはこちらの方がかけやすいメリットがあります。


歩行車

歩行車も2種類あります。特に呼び名は決められていませんが、一般的な歩行車をここではハンドル型と呼ぶようにします。その他に馬蹄型(バテイガタ)歩行車があります。この違いについて解説します。

ハンドル型

一般的によく見られる歩行車です。ハンドルを両手で握り、4輪のタイヤを転がしながら歩行します。キャスター付き歩行器との違いは、タイヤの径が大きく安定感が高いこと、荷物を入れるバッグが付いているものや、腰掛けすることができる座面が付いているものもあります。

主に外で用いられることが多いこともあり、デザイン性が高く様々なシチュエーションで選べる種類が豊富なことも特徴です。ハンドルには手元ブレーキ(自転車と同じ原使い方のブレーキ)が付いており、腰掛け付きの歩行車は駐車ブレーキも付いています。折りたたみできものが多く収納や持ち運びもしやすいです。種類・機能も多いため、使い方やおすすめ歩行車は別記事で解説します。

介護保険でのレンタル対象外であるシルバーカーやショッピングカートとは明確な違いがあります。これらの違いはよく間違った認識をされていることもあるので、こちらも別記事で解説します。

歩行器ほど体の支えは必要ないが、荷物を押して運びたい、杖では歩行が少し心配、散歩や買物に行きたいといった方におすすめです。


馬蹄型

馬蹄型は今まで紹介しました歩行器やハンドル型の歩行車と違い、両肘をハンドルに乗せて四輪キャスターを転がしながら歩行します。

完全に体が歩行器に囲われるようになっており、手元のブレーキは付いていないものが多いです。自身の足だけでなく肘でも体重を支えているため、他の歩行器よりも腰や膝への負担が大きく軽減されます。足腰の痛みが大きく歩行が不安定の方、それらの治療中の方のリハビリでおすすめです。

全体的に大きいため家の中で使用される場合は寸法にご注意ください。また、肘を乗せているため、段差の昇降ができません。家の中の段差はスロープを設置する等の段差解消を行う必要があります。


まとめ

本記事では介護保険でレンタルできる歩行器カテゴリーの種類について解説しました。転倒が不安、足腰の痛みがある等の理由で歩かなくなった方が歩けるよう補助することができます。歩行レベルによって適正な歩行器を選定する必要がありますが、次の図を目安として参考にしてみてください。

歩行器は、外出意欲が低下していた方が外出するようになったり、歩行が不安な方の心の支えになったり、身体のみではなく内面のサポートもしてくれると僕は考えています。

このブログを参考に少しでもだれかの生活が快適になる参考になれれば嬉しいです。読んでくれてありがとうございました。



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